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7/13/2005 真の投資家村上ファンドが投資する企業とは、時価総額に比べて
企業の保有する資産が大幅に価値が高い物を対象としています。 そして当該企業の株式を大量に購入し、資本政策のテクニック的な事を 指摘して配当を迫ったりするわけです。 しかし、この方法は多くの場合上手くいかず、上手くいったとしても
それは奪う行為でしかないのです。 これは村上ファンドを否定しているわけではありません。 村上ファンドは必要な「ワル役」です。 村上ファンドに関する記事: 我々個人投資家は駄目な企業を買って株主提案をしたり、外資が
やるようなバリューアップをしたりというような高いハードルを超える事は できません。
それではどうするか?
低いハードルもしくはハードルさえない企業を探して投資すれば
良いのです。
具体的には、2つしかありません。
1.価値創造していて、それを長期間維持できる。 2.経営者が信頼できる。 1.価値創造していて、それを長期間維持できる。 板倉雄一郎事務所主催企業価値評価セミナーの卒業生の人には分かると思いますが ROICは、利益の幅 × 回転率 に分解する事ができます。 利益の幅とは営業利益率の事です。
営業利益率が同業他社に比べて高い事を指しています。 回転率とは資産の回転率の事です。 どれくらい保有資産を効率的に活用しているかを指します。 繰り返しますが、ROICが高い企業とは 利益の幅 × 回転率 が高い企業という事なのです。
さらに重要な事は高いROICを長期間維持できるかどうかです。
少ない投資で事業を拡大できたり、競合が少ないというような事を指します。 このような企業を探すには数字だけを見ても分かりません。
ビジネスモデルに着目します。 コカ・コーラのビジネスモデルは、まさにこれに該当します。 2.経営者が信頼できる。
どのような経営者が信頼できるかは過去にも書きましたので そちらを参照下さい。 直接経営者に会って話を聞く事ができれば良いのですが、なかなか
実現するには難しいです。 私が過去の財務諸表やオペレーションを見るのは、経営者の意思を確認する為です。
経営者がどのような考えで意思決定しているのかは、財務諸表や オペレーションを見る事で感じ取る事ができます。 経営者が良い事を言ったり、周りで良い噂や悪い噂を聞いたりするよりも
数字は動かしようのない事実です。 経営者が本気で経営に取り組んでいるのかを数字を見て感じ取ります。 世の中は常に変化しています。
私には、将来起こるであろう変化を全て予測する事なんて不可能です。 しかし信頼できる経営者にお金を預ける事で、私よりも何倍も優秀な 経営者が勝手に適切な意思決定をしてくれるのです。 このような投資をするとハードルを越える必要すらありません。
これこそが真の意味の投資家だと思います。
しかも誰からも奪う行為ではないのです。 PS.
板倉雄一郎事務所が主催する8月と9月のセミナー日程が
確定しました。 「ファイナンス基礎講座~経済価値を生み出す仕組み」オープンセミナー。
開催は、8月27日(土曜日)の午後、3時間程度の講義+懇親会です。 「実践・企業価値評価シリーズ」合宿セミナー。
開催は、9月24日~25日の二日間です。 ご興味のある方は検討下さいませ。 Trackbacks (1)The trackback URL for this entry is: http://lm.spaces.live.com/blog/cns!3039BCB882A82F9E!625.trak Weblogs that reference this entry
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